PETAL HIVE
Once Upon A Dream

小ネタ・夢設定未満置き場

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吉光家の成り立ちの話第2章
※無駄に長い
#夢設定

父が父なら子も子

新帝とその中宮『若竹』の間に生まれた皇子は母譲りの美貌と聡明さを受け継いだ将来有望な若君であった。しかしながら母の家系の身分が低いこと、新帝には(嫌々契らされた)身分の高い后との間に皇子がいたことから源氏物語に準えて『光る君』と呼ばれていた。
母方の身分以外は非の打ち所のないと言われた光る君だが、彼はあの新帝の息子である。
彼もまた幼き頃に『運命』と出逢っていた。
異母妹である。
半分血の繋がった一つ年下の妹に、恋をしたのである。
元服した光る君は新帝に希った。後にも先にも、彼が父親に頼み事をしたのはこれきりだった。
「妹を私にください」
新帝は言った。
「好きにしろ」
生まれ育った宮を離れ、臣籍降下した彼は吉光姓を賜り異母妹を妻とした。
そして後に二人の妻を娶り、吉光家の血を残していくこととなる。畳む

吉光家の成り立ちの話第1章
※無駄に長い
#夢設定

吉光家は竹取物語と源氏物語が入り混じったような家。

始まりは平安時代。当時の帝の三番目だか四番目だかの皇子はその立場ゆえ適当に遊び呆けていずれは出家でもしてのんびり余生を過ごそう……とか考えてる放蕩者だった。
ある晩、彼は運命に出逢う。
夜の散歩中、涼やかな琴の音に導かれとある邸宅を訪れた。家人に尋ねる。この琴の音の主は誰かと。
家人は答えた。我が家の姫のものにございますと。
その屋敷の姫は巷で話題の麗しき姫君であった。しかし、どのような貴人に妻問われても無理難題を押しつけて追い払ってしまうという。ついた異名は『かぐや姫』。
かぐや姫に興味を持った皇子は、彼女に毎晩文を送る。最初は素気ない態度だったものの、文を交わすうちにお互い惹かれ合っていった。
そしてとうとう、皇子は姫を妻にと望む。そして姫はこう答えた。
「この国で誰よりも尊き御方になってくださいまし」
それは姫にとって断りの文句であった。姫は美貌も教養も備えていたが、身体が弱く日の光を長く浴びることができない体質だったのだ。それ故に、誰とも契らず静かに余暇を過ごすと決めていた。
翌日から、皇子は姫の元を訪れることはなくなった。姫は悲しんだが、致し方のないことだと受け入れた。
それからしばらくして。当時の帝や皇子たちが次々と不慮の事故や病で亡くなるという凶事が続く。民が不安になる中、次代の帝に選ばれたのは――唯一生き残った、放蕩皇子であった。
「迎えに来た」
新たに帝となった男はかぐや姫を妻として迎える。そして二人の間には皇子(みこ)が生まれた。

その皇子こそが、初代吉光家当主である。畳む

24.02.20更新
ハズビン・ホテル アラスター夢
#夢設定
アウロラ(本名:あづさ)
藍色の髪を持つ小柄な女性。
ミステリアスな雰囲気だが、温厚でマイペースな朗らかとした人柄。おおよそ地獄には似つかわしくない性質。
顔の周りを青い霧が覆っており、口元しか見えない。
無口。代わりに指先から光を出して文字を書き、筆談をする。

アラスターからは「私の可愛い魔女」「darling」「My dear」etc...と呼ばれ、とにかく可愛がられ囲われている。
顔を隠しているのも無口なのも、彼とそういう契約をしているから。「その星のような瞳も、子守歌を囀る声も全て私のもの」とのこと。
顔を隠す青い霧は自身の髪を使って生み出しており、解除すると髪が肩につく程度から背中の辺りにまで伸びる。
声については、アラスターのみ聞くことができる。彼が許可すれば他人と会話も可能。

出会いは8年前、当時12歳のあづさは心的ストレスにより昼夜逆転の生活を送っていた。
偶然見つけた祖母のラジオを聞き流していると、ノイズ混じりの英語が聞こえてくる。
内容は不穏だが声が好みかつコミカルな言い回しのため、まあ夜中だしふざけた内容のものもあるだろうと深く気にしていなかった。
それから1年ほど聞き続けたが、ある日突然ラジオが流れなくなってしまう。古びたものだったし仕方ないと諦めてから7年後、20歳になったあづさは自室の掃除中に例のラジオを見つける。懐かしさを感じながら弄くっていると、ラジオから不穏なノイズ音が鳴り響く。気がつけば見知らぬ場所にいて、鹿の角を持つ真っ赤な悪魔が自分を見下ろして嗤っていた。畳む

わんぴ夢設定
珍しくあづさじゃない夢主。結構気に入ってるので単発とかでちょこちょこ書けたらいいかな〜とも思う。
#夢設定


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クリアライブ・D・アルン

『旭光(きょっこう)』

160→165cm
15→17歳

懸賞金
10億ベリー

「アルン。よろしく〜」
「ま、船長がそういうならしょうがないね」
「――名乗る理由がない」

温厚でマイペース。熱しやすく冷めやすい。好奇心の赴くままに行動するため、少々アグレッシブなところもある。
楽天的で、失敗や悩みごとがあっても一晩眠れば切り替えられる。
オンオフの差が激しく、休んでいるときは本当に何もしない。
無表情がデフォルト。微笑苦笑はするが、それ以外で変わることはほぼない。
どこかやる気のない淡々とした口調で、さらっと毒を吐く。やや天然ボケ。

基本的に戦闘は徒手空拳スタイル。だが剣も銃も扱えるオールラウンダー。
他人の技を見て「いけそうだな〜」と思ったら盗む(六式、魚人空手、魚人柔術など)。
覇気も習得済み。覇王色の覇気も扱える。
戦闘めんどいと思っているので積極的に挑むことはないが、降りかかる火の粉はしっかり払う。

・覇王色の覇気『群雲隠(むらくもがくれ)』
気配を隠し、その場に溶け込んだかのように存在感を薄くする。その場にいることが当たり前だと周囲に思わせる。声を出したり大きな物音を立てるなど存在を主張してしまうとバレてしまう。
2年後にはそれも克服し、どんな状況でも馴染めるようになった。

・武装色の覇気
アルンは5歳の時に体得。格闘戦のほか、武器にも纏える。

・見聞色の覇気
先天的に才能を持っていた。群雲隠を使う際、見聞色の覇気も使用して周囲に紛れ込んでいる。

・妖刀『終日(ひねもす)』
アルンが持っている太刀。とある島を両断した際に使用したもの。無銘で業物ではないが、曰く付きとなってしまったため後世では大業物以上になる可能性が高いと言われている。

グランドライン出身。
生まれつき、驚異の身体能力を持っている。
1週間で首が据わり、2週間でハイハイ、3週間でたっち、1ヶ月後には普通に歩き始めた。
1歳になる頃には、大の大人すら持ち上げることが困難な大岩を難無く持ち上げたり、数十人の海賊と鬼ごっこして全員捕獲、近海に現れた小型の海王類を撃退など次々にエピソードを生み出し『人間の皮を被った化け物』と恐れられるようになる。
3歳の時に海賊だった両親を亡くし、辿り着いた島の荒くれたちをちぎっては投げた。結果、彼らに慕われることとなり、すくすくと育つ。
10歳になる頃、外の世界に興味を持ち海に出た。
目的もなくふらふらと彷徨いながら絡んでくる海賊や海兵を伸しているうちに、わずか10歳ながら5000万ベリーの懸賞金がかけられた。その後も懸賞金も着々と上がり、5億ベリーとなる(当時の超新星の中では断トツ)。
その一番の理由としては、とある島に訪れていた海軍大将『黄猿』と激突。死闘を繰り広げるも「疲れた」と島を両断、突き上げる海流に乗って空へと打ち上がった島と共に姿を消す。後に『夜明けの逃走活劇』と呼ばれる大事件。
後にシャボンディ諸島に訪れたことで生存が確認され、5億もの懸賞金がかけられた。
それから再び姿を消し、五年もの間消息を絶つ。
イーストブルーのローグタウンにてルフィと出会い、麦わらの一味に参入した。畳む