PETAL HIVE
Once Upon A Dream

小ネタ・夢設定未満置き場

No.46

24.02.20更新
ハズビン・ホテル アラスター夢
#夢設定
アウロラ(本名:あづさ)
藍色の髪を持つ小柄な女性。
ミステリアスな雰囲気だが、温厚でマイペースな朗らかとした人柄。おおよそ地獄には似つかわしくない性質。
顔の周りを青い霧が覆っており、口元しか見えない。
無口。代わりに指先から光を出して文字を書き、筆談をする。

アラスターからは「私の可愛い魔女」「darling」「My dear」etc...と呼ばれ、とにかく可愛がられ囲われている。
顔を隠しているのも無口なのも、彼とそういう契約をしているから。「その星のような瞳も、子守歌を囀る声も全て私のもの」とのこと。
顔を隠す青い霧は自身の髪を使って生み出しており、解除すると髪が肩につく程度から背中の辺りにまで伸びる。
声については、アラスターのみ聞くことができる。彼が許可すれば他人と会話も可能。

出会いは8年前、当時12歳のあづさは心的ストレスにより昼夜逆転の生活を送っていた。
偶然見つけた祖母のラジオを聞き流していると、ノイズ混じりの英語が聞こえてくる。
内容は不穏だが声が好みかつコミカルな言い回しのため、まあ夜中だしふざけた内容のものもあるだろうと深く気にしていなかった。
それから1年ほど聞き続けたが、ある日突然ラジオが流れなくなってしまう。古びたものだったし仕方ないと諦めてから7年後、20歳になったあづさは自室の掃除中に例のラジオを見つける。懐かしさを感じながら弄くっていると、ラジオから不穏なノイズ音が鳴り響く。気がつけば見知らぬ場所にいて、鹿の角を持つ真っ赤な悪魔が自分を見下ろして嗤っていた。畳む