enst!!夢主設定 - 1/3

箱庭から抜け出した妖精姫

吉光あづさ

「人見知りコミュ障がアイドルの国で働くことに無理があるんだよ……!!」
「努力は、必ずしも報われません。けれど、努力して身につけたことは無駄にはならないと思います。懸命に、直向きに生きるひとを、私はすごく尊敬します」

誕生日:7月1日(蟹座)
年齢:18歳(7/1時点)
身長:157cm
体重:46kg
利き手:右
一人称:私
二人称:あなた、あんた、お前
三人称:あの人、あいつ
趣味:昼寝、読書
好きなもの:家族、もふもふしたもの
嫌いなもの:人混み、熱気、騒音
好きな食べ物:抹茶のお菓子
嫌いな食べ物:色々(偏食)
特技:絵本の読み聞かせ

〈イメージソング〉
・失想ワアド(じん(自然の敵P))
・シンデレラ(DECO*27)

〈役割・異名〉
ES事業部庶務担当職員……という役職ではあるが、主な仕事はP機関所属のプロデューサー(転校生)やアイドルたちのサポート、細々とした雑務などなど。つまりは雑用係である。
極力人と関わりたくないため、なるべく存在感を薄くしてこそこそと仕事をこなしているうちに「ESの妖精」と呼ばれるように。
また、アイドルである姉や弟の肩書きにちなんで「花の妖精姫」なんて呼ばれることもあり本人は羞恥のあまり悶絶することも。

〈外見〉
髪は藍色のセミロング(ぎりぎり肩につくぐらい)。両サイドが一部外ハネしている。
瞳は薄い灰色。丸っこい形だが基本眠たそうなジト目になっている。
元々色白だが、出不精なためより際立つ。日焼けしても数日赤くなった後に戻るタイプ。
華奢に見えるがわりと女の子らしい肉付きをしている。胸はBカップ。
実は童顔で、数十年経っても10代後半〜20代前半に見られるようになる。

〈性格〉
普段は温厚でマイペースな自由人。
怒りを露わにすることは少ないが、わりとカッとなりやすいタイプ。しかしその分、冷めるのも早い。地雷ワードは家族への悪口。
空腹や眠気がピークに達すると不機嫌になる。無口無表情になり、話しかけてもまともな返事をしない。ある程度お腹が満たされる、もしくは仮眠をとれば元気になる。
良くも悪くも素直で、感情が表に出やすい。
人見知りなので、他人の前では言動がぎこちなくなる。
親しい相手になればなるほど、感情豊かに接する。
人と目を合わせるのが苦手で、親しい相手でもそれは変わらない(家族は例外)。
さらっと棘のある言葉を口にするが本人は特別意識していない。素直に思ったことを言ってしまうだけ。

〈趣味・特技〉
趣味の読書は小説や漫画中心。雑多な知識や言動に影響している。
特技である絵本の読み聞かせは、弟と一緒に絵本を読むことが多かったため。やたらと大仰に読んだり情感を込めると弟が楽しそうに笑うので、もっと喜ばせようと練習した。
小学校高学年の頃、所属していた図書委員会の仕事に「低学年への絵本の読み聞かせ」があり、普段通り読んだらめちゃくちゃ評判が良く、卒業するまで定期的に読み聞かせ会をさせられた。
朗読するときは意識して声を出しているため、聞き手の眠気を誘う。

〈経歴〉
現在は通信制かつ単位制の高校に在学しており、卒業するための必履修科目は全て取得済みである。
得意科目は国語。苦手科目は理系全般(合格点はとれる)。
運動神経も悪いわけではないが、体力が無いため持久力を求められるものは苦手。
過去に護身術を習っていたため、敵認定した相手には容赦なく繰り出せるが一度でも身内認定した相手には出せない上、およそ三年の療養生活により身体能力は衰えてしまっている。

姉が周囲から神童と呼ばれるほど何でもできる人物であり、姉のようになりたいと習い事などを真似するようになる。しかし姉が規格外過ぎて何をやっても周囲からは認めてもらえず、やがて『努力をする』ことに疲れ果ててしまう。だんだん弱っていくあづさを見かねた母親に「充分頑張った。もう休もう」と言われて糸が切れる。以来、元々人見知りではあったが完全に拗らせてしまいコミュ障となってしまった。
姉を超えたかったわけでも、妬んでいたわけでもない。ただ「すごいね。流石は妹だね」と言ってもらいたかっただけなのに。
「姉ほどじゃない」「お姉さんと比べるとね」「一体何だったらできるんだ?」
……もう何をどう頑張ればいいのか、私にはわからなくなっちゃった。

上記の理由から「努力を怠らない人」「努力を無駄だと切り捨てない人」を尊敬している。自分は「姉のようになりたい」と努力をしていたときほど頑張れそうにないから。苦しいことがあっても立ち向かって前に進んでいこうとする人はそれだけですごいし、応援したいと思っている。

読まなくても問題のない過去(やや暗い)※クリックまたはタップしてください

糸が切れてしまい無気力状態となったあづさは、精神的ストレスから1日のほとんどを睡眠に費やすようになる。また、感情表現も乏しくなり『人形』のようになってしまう。家族の献身もあり少しずつ回復していくが、身内への依存度が増し他人との関わりを恐れるようになる。
そのため、中学校はほとんど通うことはなく自宅学習だった。現在通っている高校も、そういった精神面から父親が見繕ってきたものである。
そんなあづさが気力を取り戻すきっかけになったのも、姉であるみづきだった。
あづさが高校生になって間もなく『十六夜ミヅキ』として活動する姉の姿をテレビで見たからだ。
みづきは数年前からアイドルとして人気を博していたが、家族とみづき自身があづさには伏せていた。また、あづさも本や携帯ゲーム以外の娯楽は避けていたため、世情には疎くなっていたというのもあり、みづきのアイドル活動に気づくことがなかった。
画面の向こうで活躍する姉の姿に「昔のようにただひたすらに姉を追うことはもうできないかもしれないけれど、それでも姉が自分にとって憧れで大切な存在であることには変わりがない」と思い、何事にも脅かされることのない箱庭から飛び出していくことを決意する。
その決意を知り、尊重したいと考えた父親からESの事務職を斡旋された。

 

→人間関係