泡沫夢草子2 - 1/9

我が命の全けむかぎり忘れめや
いや日に異には念ひ益すとも
『万葉集』笠女郎

こんなにも溢れそうな想いを、忘れたくなんてない。

掴んだその手は離さない(蘆屋道満) …2

二人きりのおきゃく(岡田以蔵)…3

曼珠沙華の行く先(織田信勝)…4

だから護ると決めた(斎藤一)…5

涙だけが気づいている(千子村正)…6

龍の心届かず(坂本龍馬)…7

ひとくちで気を引く(渡辺綱)…8

花よりも団子よりも(沖田総司)…9