泡沫夢草子 - 1/5

忘れじの ゆく末までは かたければ
今日を限りの 命ともがな
百人一首 第五十四首 
儀同三司母(高階貴子)【新古今集】

わたしの事を忘れないと約束をしてくれましたが、いつまでその約束を守れるか難しい事です。
それならばいっそ、まだあなたに思われている今日限りの命であってほしい。